やってしまいました。左手の中指をパキりました。

いつも通りジムで登っていたところ、4級くらいの課題でガストンを効かせた瞬間に「パキッ」と言う音が周囲に聞こえるくらいの音量で響き渡りました。

最初はホールドが欠けたのかと思い一先ず降りましたが、ホールドに異常はなく代わりに左手の中指に鈍痛が！

指を痛めた事（骨折も含めて）は何度かありますが、本当の意味でパキッたのはこれが初めてです。 あまりのパキ音にとてつもなくネガティブな想像（クライマー生命が終わりを迎え、暗黒面に堕ちて銀河の単独支配へと乗り出す）が頭を過りましたが、まずは応急処置です。

直後の処置がその後の経過に影響する

幸いにもジムのスタッフさんが近くにいたので色々と世話を焼いてもらいました。まずは氷水で患部を冷やします。

こう言った怪我の場合、毛細血管が切れて炎症を起こすと症状が悪化してしまい、治りが遅くなったり他の部位にも悪影響が出る可能性があります。アイシングで内出血を抑える事でこれらを軽減する事ができるようです。

次に病院ですね。
すぐ様登るのをやめて地元の整形外科へ行きました。そこでレントゲンを撮り診察を受けたところ骨に異常はなく、やはりと言うか当然と靭帯にダメージがある旨説明を受けました。

結局のところこの手の怪我は来院しても大したことはできないようです。しかも保険証を忘れたので実費で8,000円ほど取られました。自業自得ですね。

結局完治まではどれくらいかかるのか

病院では低周波治療を受けてから固定され「しばらくは登らないように。まずは２週間様子を見ましょう」と言う言葉を頂きました。

WEB上での情報やクライマーの先輩方から「他の指と一緒に固定して騙し騙し登った」と言うお話が多々ありました。が、この場合完治までの時間が長引いてしまい、３ヶ月〜半年はなんらかの影響が出ていたようです。

安静にして一気に治すか…登りながらじわじわと治すか…まずは２週間様子を見ようと思います。

ちなみに固定具は簡単に取り外しできるものにしてもらいました。完全に固定してしまうと筋力の低下や癒着があり得ると言うお話がありましたので。

怪我の原因について

特に難しい課題に挑戦していたと言う訳ではなく、ここ最近毎日のように登っていた上に初の外リードで単純に指に負担を掛けすぎたのだと思います。楽しくクライミングをする上でレストも大切なのだと身を以て知りました。

以下は少しでも早く治したいと情報を探していた折に見つけた予防ストレッチ動画です。効果はあるのかな？